8/29(土)、富山の映画館、
シアター大都会に中達也さんと西冬彦監督が登場。
道場名:新極真会 愛知山本道場
代表者:山本健策
住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8-30村上ビル3階
連絡先:052-842-4102(事務局)
開館時間:月16:00~20:30
水17:30~20:30
木10:00~11:30、19:00~22:30
金16:00~22:30
土17:30~20:30
※19:00までは少年部、19:00~一般部の稽古となります。
詳細はHPをご覧下さい⇒http://www.kyokushin-yamamoto.com/
コメント:愛知県全域に広く展開する山本道場です。入門した会員様は県内に40箇所以上ある、どの道場でも稽古が受けられます!(無料体験実施中)
応援メッセージ:道場生一同、「ハイキックガール!」を応援します!
いよいよ、
明日(8/22)から富山で公開されます。
沖縄から戻るのを待っていたかのように企画が動き出し、
「黒帯KUROーOBI」という映画になりました。
その後も何度か沖縄へ足を運び、松村宗棍先生の修行した場所やお墓も訪ねることが出来ました。
そんな日々から映画「ハイキック・ガール!」が生まれました。
今回のテーマは「型」です。
何十年も型を練りこんだ身体は怖い、凄い、強い。
僕が沖縄と鹿児島で感じたことを映像にしたかったのです。
主人公の女子高生、土屋圭の先生は徹底的に型稽古にこだわります。
彼の名は松村義明。
「松村」は松村宗棍先生から、「義」は船越義珍先生、「明」は八木明達先生から頂きました。
松村役を演じる中達也さんは(社)日本空手協会、
主演の武田梨奈さんは琉球少林流空手道月心会、
どちらも松村宗棍先生の首里手から生まれた流派です。
他にも、沖縄剛柔流の八木明人さんから
格闘技のリングで活躍する空手家まで本当に多くの流派の方々が出演してくれています。
僕があれほど「沖縄へ行かなければ」と思ったのは、
松村宗棍先生や琉球空手の先達が呼んでくださったのだと思います。
そして「空手は空手、根っこは一緒だよ」と言ってくれているような気がするのです。
映画「ハイキック・ガール!」は遠い琉球の唐手と繋がっています。
その匂いを感じて頂けると嬉しいです。
(了)
※沖縄公開を記念して、JK FAN 7月号に収録された
西冬彦監督インタビュー「琉球空手とハイキック・ガール!」を掲載しています。
ご購入はこちら「JKFan7月号」
現れた八木明達先生は剛柔流空手の十段、達人の風格でした。
次々と不躾な質問をする僕に「西さん、思い切り突いてきてください」
えっ?
一瞬戸惑いましたが、 「六十歳過ぎの空手十段を思い切り突く」
そのシチュエーション自体が漫画的で映画的じゃないか、こんなチャンスはめったに無い。
気合を入れて全力のストレートを出しました。
明達先生の身体は全く動かず、左手だけが数センチ下がったかと思うと、
僕の右手は弾き飛ばされていました。とんでもなく固い金属バットを殴ったような激痛でした。
先生は微動だにせず笑っています。
「今度は蹴ってみて下さい」
僕だって空手カジリ歴は25年、特に蹴りには自信がありました。
突き刺すように本気の前蹴りを蹴りこみました。
ガコン! 足首からスネに激痛が走り、蹴ったはずの足は地面に落ちていました。
先ほどと同じく、明達先生は、ただ右腕を数センチ下げただけでした。
呆然とする僕に一言、
「空手はヒジから先を鍛えていれば、まあ大体は大丈夫です」。
そして「こんなのもありますよ。」と、立ったまま足の親指で僕の足の
甲を押さえたのです。
味わったことの無い激痛! 全く動けません。
「後は顔を叩けばいいだけです」、そう笑う空手十段。
これが空手なのか…、僕自身が知っている空手とは全く違うものでした。
翌日は、松村宗棍先生の流れを汲むという小林流の先生を紹介して頂きました。
その先生の型がまた凄かった。
体の内部がブルンブルンと震えているような、周りの空気が波動で揺れているような、
そんな風に見えました。
自分は、空手のカの字も知らなかったのか…。
こんなことで世界に誇れる空手映画なんかできるのか?
これから先の道の遠さを実感して呆然としました。
と同時に、やっぱり空手は凄い! カッコイイ! これは絶対に映画になる、
確信しました。
松村宗棍先生は薩摩示現流剣術を学んで、
一撃必殺の首里手を完成させたのだそうです。
ならば! と思い立ち、鹿児島の示現流の道場も訪ねました。
道場内に立てられた木を相手にひたすら木刀を打ち下ろし続ける「立ち木打ち」という稽古。
「ギェーッ!」「チャーッ!」という鳥のような
獣のような叫び声が響き渡ります。
見ているだけで鳥肌ものの稽古でした。
頭で怖いと感じるのではなく、本能的に「逃げたい!」と感じる恐怖。
松村先生はこれを見て、わが手を刀にしようと思ったのか…
これと素手で戦おうと考えたというのは。とても信じられませんでした。
なんともロマン溢れる映画的な話です。
琉球時代から伝わる沖縄の空手、そして薩摩示現流剣術。
空手の本質の端っこ、そして松村宗棍先生の人生の一端に触れたような気がしました。
これで何とか東京へ帰れる、
やっとそう思えたのです。
(つづく)
※沖縄公開を記念して、JK FAN 7月号に収録された
西冬彦監督インタビュー「琉球空手とハイキック・ガール!」を掲載しています。
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沖縄に行かなくちゃ。
とにかく沖縄へ行かないと次へ進めない。
2005年末、僕は毎日うわごとのようにつぶやいていました。
長年勤めた映画配給会社を退社してから半年、
空手アクション映画を世界に送り出すのだと心に決めていたはず。
しかし、企画は全く進まず、 協力してくれる人も見つからず、
お金はもちろん集まらない。
まるで霧の中を歩いているような状態が続いていました。
世界が驚く空手アクション映画を作る。
だが本当の空手、空手の原点は何一つ知らないのではないか、
それで良いのか? 良いはずがない。
せめてまず知ることから、触れることから始めねば。
悩んだ挙句に様々な書籍を読み、映像を観て、
色々な道場を見学に行ったりもしました。
そんな中、一人の人物に魅入られていきました。
松村宗棍。唐手の達人で薩摩示現流を学んで首里手を完成させた人物。
彼の資料をかき集めるのが日課になりました。
その頃の日記にこう書いてあります。
「東京で資料をひねくり回している自分を松村先生が許してくれるはずが無い。
とにかく沖縄へ行こう。
沖縄へ行って空手の始祖達が生きた土地、吸った空気を感じて来よう。
そうすれば何かが変わるかもしれない」
沖縄の空手界につてなど全く無い自分。
それを繋いでくれたのは友人のカナダ人映画プロデューサーでした。
「八木明達先生に会え。先生なら必ず何とかしてくれる」
沖縄空手有段者の彼に言われるがままに、僕は沖縄へ向かいました。
(つづく)
※沖縄公開を記念して、JK FAN 7月号に収録された
西冬彦監督インタビュー「琉球空手とハイキック・ガール!」を掲載しています。
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ジム・道場名: 格闘集団ブレイブ
代表者: 吉岡豊
住所: 名古屋市中川区福住町6-31
メール brave@hop.ocn.ne.jp
アピール:
フィットネス目的の方、選手志望、大歓迎です!楽しく総合格闘技を
やっています!!
応援メッセージ:
格闘集団ブレイヴは、ハイキックガールを応援しています!!大ヒットする事を期待してます! 武田莉奈さんの華麗な左ハイは必見です!!
公武堂さんのリングの上で
アクションシーン
朝から夕方まで休まずハイキック!!
名古屋でのキャンペーンの2日目(7/27)は
朝から夕方まで名古屋のTV局・新聞・雑誌の取材を受けました。
会場は、またまた公武堂の長谷川社長のご好意で公武堂3Fのタイガーホールをお貸しいただき、
常設のリングの上で取材対応をすることが出来ました。
少し前になりますが、
韓国のプチョン・ファンタスティック映画祭で
ハイキック・ガール!が上映されました。
武田梨奈さんと西冬彦監督がゲストとして参加
到着直後から取材をこなします
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