映画「ハイキック・ガール!」
2009年5月30日 シアターTSUTAYA、シネマート新宿他、
全国 蹴りまくりロードショー!
「黒帯KURO-OBI」で本物の空手師範たちに気を失うまで戦わせ、
「少林少女」で主演女優の顔面を蹴りぬいた激辛&激痛アクションの第一人者、西冬彦。
今回、西が見つけた主役は・・
空手道場に通う17歳の女子高生。
空手黒帯、全日本チャンピオンの武田梨奈。
得意技高速ハイキック!
超危険な「失神体感アクション」を誰にやらせるか。
いかにも空手の達人という男性がやっても面白くない。
どうすれば、もっと衝撃的になるか。世界中が驚くか。
そうだセーラー服の女子高生が顔面に蹴りを食らって気を失っていく、
そんな映像は誰も観た事がない。
それをコンセプトにしよう!
2008年6月。西は横浜市の空手道場を訪ねた。
現れたのは小柄で可愛らしい、ごく普通の女の子だった。
彼女の名は武田梨奈。
翌日に17歳の誕生日を迎える高校2年生だった。
西が武田梨奈に最初に言った言葉。
「僕は日本中、世界中が驚くような危険なアクション映画を作るつもりです。
企画の決定は3ヶ月か1年後か、いつになるかわかりません。
梨奈さんが出演できるかどうかもわかりません。
でも世界を驚かせるには長い鍛錬の時間が必要です。
黙って今すぐに練習を始めてもらえませんか?」
それを聞いた武田梨奈は、まっすぐに答えた。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」。
そして二人の稽古が始まったのである。
企画が8月に決定すると、書類選考で選び抜かれた200人を集めてのオーディションが行われた。
武田梨奈も受験者の一人として参加していた。
梨奈より上の人がいれば、当然その人が主役になる。
その時には梨奈を脇役にして経験を積ませればいい。
西はそう思っていた。
だが、オーディションの結果は全員一致で決まった。
主役の土屋圭役は武田梨奈しか考えられなかった。
10月末のクランクインに向けてアクション稽古が始まった。
8月と9月は毎週2回、朝10時から8時間ぶっ続け。
10月になると稽古は毎日になり、武田梨奈は24時間「ハイキック・ガール!」から逃げられなくなった。
クランクインしてからも稽古は続き、リハーサル、撮影、稽古の日々が続いた。
絶対に世界中の人を驚かせるアクションを見せるんだ。
そう心に決めた彼女は、映画が完成した今も稽古を続けている。
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